子犬がうんちを食べてしまう問題。
お迎えしてから2週間くらいが過ぎた頃でしょうか。我が子から少し目を離していると、何か食べているような音が聞こえる……。振り返るとなんと! 自分がしたものを食べているではないか!! 最初は本当にビックリして、「何してるの~!!」「こら~!!」「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」と我が家が阿鼻叫喚の地獄絵図となったのを思い出します。
「うちの子だけ?」「異常なこと?」「問題行動?」
当時とても不安になりいろいろ調べてみたところ、多くの飼い主さんも悩まされている“犬あるある”とわかり、少し安心しました。
とは言っても!(人間の都合で申し訳ありませんが)ともに生活していく上で、心情的にどうにか止めてもらいたいですし、もし他のワンちゃんのうんちを食べてしまい寄生虫や病原菌をもらってしまったら……。成犬になっても直らなかったら……。
そもそも、うんちを食べた後にペロペロされたくありません! ごめんよ我が子w
現在、我が子は大きくなる過程でうんちを食べないようになりましたが、我が家が試した対策や解決法を紹介したいと思います。これが効いたかどうかは科学的に実証はできませんが、参考程度にご覧ください。
なぜ犬は食糞するの?
ズバリ! 正確にはわかっていないようです!
それではみなさん、次回もお楽しみに!
……と、このブログも終了してしまいますので、まずはよく出回っている通説を。
- 犬はきれい好きで巣を清潔にするため
- 外敵に知られないよう母犬が子犬の糞を食べる(匂いを消す)
- 子犬は母犬を真似して食べる
- 犬にとっては美味しい
- お腹が空いている(食事量が足りない)
- 子犬の消化不良でフードがまだ残っている
- 好奇心・遊んでいる
- 飼い主の気を引きたい・構ってほしい
- トラウマ(過去に怒られたことがあるので隠す)
- ストレス解消
などです。きっと様々な要因があるのでしょう。
ニューズウィーク日本版にはこんな記事もありました。(2018年)
病気のオオカミが排泄した感染症の原因になり得る糞便を、健康なオオカミが食べ、群れから離れた場所で排泄する。つまり、病気の感染拡大を防ぐべく仲間の糞を食べていた。そして現代の犬もその性質を引き継ぎ、本能で糞食をしているという説だ。
犬の「うんちを食べる行為」の謎がついに解けた!?|ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
我が家の対策
すぐに片付ける
うんちをしたら、すぐに片付けるようにしました。
その際には慌てず、騒がずを意識して、面白いことだと思わないように気をつけました。
うんちを食べると遊んでもらえると思わないように。
これが物理的にできる一番の対策かもしれませんが、でもずっと見張っているのはとても難しかったですね。
食べてしまっても叱らない
トラウマとならないよう、食べてしまっても叱らないようにしました。
上記のように冷静に片付けるように心がけましたが、飼い主も条件反射で「あ~!」「こら~!」とか、どうしても口にしちゃうんですよねw
なるべく我慢、我慢です。
食べなかったときに褒める・おやつをあげる
食べずに「したよ」と教えてくれたときは、たくさん褒めてあげて、おやつをあげるようにしました。
食べなければもっといいことがあると思ってもらうためです。
食事量を再確認
子犬の体重・成長に合った食事量を再確認しました。
もちろん自信はありましたが、推奨量を与えており問題ありませんでした。
消化不良対策
我が家が一番原因として疑ったのは、これです。
うんちに未消化のフードが残って魅力的にならないよう、消化の改善を試みました。
※我が子は慢性的にお腹が緩いので、現在は軟便対策をいろいろと試しています
フードをふやかす
お迎えしてからは水にふやかしたフードをあげていましたが、ドライフードにも慣れさせていこうかと徐々に水を少なくしていましたが、再度水を増やしました。
ヨーグルトを食べさせる
腸内環境の改善を期待して、フードにプレーンヨーグルトを少し混ぜて食べさせました。
小さじ半分程度。少しでも消化の助けになればと、今も継続してフードに混ぜてあげています。
乳酸菌サプリを食べさせる
気休め程度に乳酸菌サプリをフードに混ぜていました。
これも腸内環境改善を目的としたものですが、現在はあげていません。
おわりに
現在、無事に食糞はなくなりましたが、これらの対策が良い方向に向かったのかな? と半分くらい信じていますが、単に子犬が成長するにつれ、自然の成り行きで食べなくなったのかもしれません。
いずれにせよ、一朝一夕にはいかない問題なので、腰を据えて取り組む必要があると思います。
最後に、自分のベッドにうんちをしてしまい、ぼう然と座り尽くし、飼い主に助けを求めるかわいいフレブルをご覧ください。食べていませんよ!
コメント